時代の変化
2016.07.09 Saturday
独立して早16年。当時はまだフィルムが幅を利かせていた時代で
デジタルカメラは存在していたものの、フィルムには遠く及ばない
画質であり実用できるまでには10年近くはかかるだろうという感じであった。
ところが、あれよあれよという間に技術革新が進み五年後にはフィルムカメラは
無用の長物となってしまった。まだネットの普及率も少なく買い物は現物という
時代でもあった。大型家電店が進出し街の電気屋さんは消え、しかし今となっては
その大型電気店でさえもネット販売に押されて大変な状況である。わずか
10年で栄華必衰状況。小資本では立ちいかなくなり大資本が入ってきて
縄張り争いの状況になっている。時代の流れというか、時代のうねりを
切に感じるこの頃だけど、それに身を任せながら沈まないように頑張らないと、
と思いつつ日々の問題は山積であり途方に暮れることも多々ある。こんなことを
書きながら夏の予定作りに邁進している、ここ数日。
頑張れ、社長!頑張れ、みんな!
さて、今日の写真。
先日、上京した際に平沢への移動時間が余ったので鎌倉から
江ノ電に乗り海が見える駅で途中下車して撮影した。近くに
高校があるのでそこの学生であろう。青春時代を考えると
随分と遠くまで来たものだと、感心する。あの時代は体力も
気力も有り余るほどあり無限の可能性を信じられた頃だ。
汗をかいて走る青年、何を目指して走るのかわからないけど
そんな風景を見ている自分の顔はきっと優しい顔をしていると思う。